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不動産投資を勧める理由B 次にビジネスの特徴を述べていくことにします。 @.企業経営には才能が必要である ビジネスの世界で成功するには努力だけでは無理なのです。 残酷な話ではあるが、ある程度の才能が求められます。 例えば、リーバイスを見てみましょう。 ゴールドラッシュで沸く、今から150年も前のアメリカの話です。 かの有能な創業者は金鉱で働く人たちに商売を始めました。 彼等に対して作業服として丈夫なジーンズの販売を始めたのであります。 つまり、金を掘り当てるのではなく、金を取りに来た人からお金を稼ぐのです。 この逆転の発想、すばらしい! この着眼力や執念深さがあってこそのビジネスであったはずです。 そして、2010年現在、リーバイスはいまだに、 世界のジーンズのトップブランドとして君臨し続けています。 A.先を見越した戦略を生み出せること 上記の部分と同じくするところがあるかもしれません。 これも才能の占めるウエイトが大きいと言えるでしょう。 例えばトヨタ。知らない人はいません。なんてったって車業界でNO1ですから。 それでは、先見性の面で見ていきましょう。 創業者として名高い豊田佐吉は自動織機を作りその名を轟かせました。 しかし、彼には遠くの未来を見る力が備わっていたのです。 後継に「これからは織機ではなく、車の時代になる」と言い残しています。 今では車は当たり前のものとなりましたが、 当時を思えばまだ日本には馴染みのないものであります。 そして、織機で成功を収めたのにその栄光に拘らない潔さも 経営者として素晴らしいものがあります。 そして、今やトヨタは世界の車産業のトップブランドとして活躍しています。 次のビジョンを明確にし、それを実現したからこそ今があるのです。 B.リスクが高い これは、言うまでもないことかもしれません。 起業してもそれだけでは成功とは言えず、やはり利益を上げてこその起業である。 日本には起業をしてからのバックアップが乏しく、弱い企業は簡単に潰れてしまいます。 そして、敗者復活戦の土壌が育っていないし、企業にはリスクが伴うのです。 また、その影響もあってか、日本の起業率は5%であり、 アメリカに比べて半分の起業率になってしまっているとジェトロ・フランシスコ・センターの 頓宮裕貴は語っていました。やはり、起業をするということはリスクを伴うということです。 C.チームをそろえる必要がある。 一人で事業を立ち上げようとしても、上手くはいかないことは容易に想像できます。 例えば、会社法一つにしてもそう、専門家が必要になってくるし、 何か商品を提供したいのであれば、それを作るデザイナー、工場の人たち、 画期的なアイデアを出す人、広告や販売、様々なことがあります。 会社員が独立を目指し挫折する理由が何でも一人でしようとするということにあります。 会社に勤めの頃は、周りのシステムが整備されていたために、 自分は自分の作業に集中できていた。 しかし、独立すると、身の回りのことすべてを 管理しなければならないということになるのです。
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